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短信:世界初、7千倍のカラー電子顕微鏡を開発!!がん診断進歩に期待  九州産業大

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 九州産業大(福岡市)医療診断技術開発センター(所長・礒部信一郎同大物質生命科学科教授)は、このほど有効倍率7千倍の高倍率で観察できるカラー電子顕微鏡を、世界で初めて開発したと発表した。
 一般的な電子顕微鏡の倍率は10万倍に上るが色を識別できない。磯部教授のチームは開発に当たり、3千~4千倍のカラー顕微鏡と、10万倍の顕微鏡の画像を組み合わせるやり方で、高倍率のカラー化に成功した。
 開発した顕微鏡では、細胞の状態をより詳しく調べることができ、がんの診断や治療などにおける活用が期待できる。
 礒部教授は「がん細胞や人工多能性幹細胞(iPS細胞)の状態を詳しく観察でき、現代医療の大きなテーマの研究に寄与できると思う」と語っている。
 倍率を2万倍以上に高め、2年後の製品化を目指す。