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短信:-厚労省 高齢者配食事業向けガイドライン策定へ-

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 厚労省は、在宅の高齢者の適切な食環境整備を目指し、良質な配食事業の普及に向けたガイドライン策定に着手した。

 在宅高齢者等が医療・介護関連施設以外でも健康・栄養状態を適切に保ち、かつ口から食べる楽しみも十分得られるような食環境の整備、特に良質な配食事業を求める声が今後、ますます高まる。

 こうした認識のもと医療・看護関連施設と住まいをできる限り切れ目なくつなぐための栄養管理および低栄養やフレイル(筋力・活動の低下)が予防ができる配食事業の整備が、国として必要な状況にあると考えた。

 なお、配食については、「ニッポン一億総活躍プラン」(平成28年6月2日閣議決定)において、「配食を利用する高齢者等が適切な栄養管理を行えるよう、事業者向けのガイドラインを作成し、2017年度からそれに即した配食の普及を図る」と示した。(図表4参照)

 こうしたことを踏まえ、厚労省では「地域高齢者等の健康支援を推進する配食事業の栄養管理の在り方検討会」を設けた。(健康局長)

 検討会は7月19日、初会合を開いた。合計6回の会合で以下の3項目について検討を行い、来年3月に報告書・ガイドライン(案)を取りまとめる予定である。

≪検討内容≫

 適切な栄養管理に基づく民間主体の配食事業により、地域高齢者等の食事の選択肢・利便性が拡大するよう、事業者の実行可能性も踏まえつつ、

1.配食事業における栄養管理の在り方
2.配食を活用した健康管理支援の在り方
3.配食の事業内容にかかる情報発信の在り方