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短信:-平成27年度「介護労働実態調査」の結果-

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 公益財団法人介護労働安定センターでは、平成27年度に実施した「事業所における介護労働実態調査」及び「介護労働者の就業実態と就業意識調査の結果をとりまとめ、発表した。

 調査結果のポイントは次のとおりになっている。

*事業所における介護労働実態調査

1)従業員の過不足

(1)介護サービスに従事する従業員の過不足状況は、「不足感」が61.3%で、「適当」が38.2%であった。

(2)不足している理由については、「採用が困難である」が70.8%、「事業を拡大したいが人材が確保できない」が20.3%、「離職率が高い」が15.8%であった。

(3)採用が困難である原因は、「賃金が低い」が57.4%、「仕事がきつい(身体的・精神的)」が48.3%であった。

2)介護サービスを運営する上での問題点

   全体では「今の介護報酬では、人材の確保・定着のために十分な賃金を払えない」が53.8%、「良質な人材の確保が難しい」が53.6%であった。

3)賃金

 労働者の所定内賃金「月給の者」は、217,753円であった。

 (注)労働者:事業所管理者(施設長)を除く。

4)過去3年間に介護を理由に退職した従業員の有無

   「介護を理由に退職した従業員はいた」が23.5%であった。

5)採用率・離職率

 1年間(平成26年10月1日~27年9月30日)の採用率の状況は20.3%。また、離職率の状況は16.5%であった。

 

*介護労働者の就業実態と就業意識調査

6)仕事を選んだ理由

  「働き甲斐のある仕事だとおもったから」が52.2%であった。

7)労働条件等の不満

  「人手が足りない」が50.9%、「仕事内容のわりに賃金が低い」が42.3%、「有給休暇が取りにくい」が34.6%であった。

 

8)仕事・務先に関する希望

 (1)仕事(職種)に関する希望は、「今の仕事を続けたい」が65.5%であった。

 (2)勤務先に関する希望は、「今の勤務先で働き続けたい」が、57.5%であった。