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短信:国立成育医療研究センターでブラック・ジャック セミナー

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 国立成育医療研究センター(東京・世田谷)では去る8月27日、「ブラック・ジャック セミナー」(ジョンソン&ジョンソン共催)を開いた。

 医学の素晴らしさを一般の人、特に若者層に伝える目的で毎年1回実施、今年は2回目になる。

 小学生(3年生以上)・中学生・高校生を対象に、午前、午後各20名、合計40名を募集。

 応募者は約300人ほどあり、中には医療関係者(看護師等)もいた。

 午前の部(9:00~11:30)と午後の部(14:00~16:30)で、手術の縫合体験、最新医療機器体験(超音波メス)、内視鏡トレーニング体験、超音波検査などの実技体験を行い、講義では同病院の外科医の仕事として、生後間もない新生児や、乳児、小児等の重篤な疾患の患者の治療や移植の状況などを、形成外科医等から学んだ。

 実際に鶏肉の切開体験なども行い、総じて受講者へのインパクトは大きかったようだ。

 中には、将来医師を目指したいと語る人もいた。

 担当の笠原群生・臓器移植センター長は、子供たちへのメッセージとして「外科医はだれでもなれるものではありません。高い技術と精神力が必要です。外科医は手術で患者さんを治すことができます。大変だけどやりがいのある仕事です。沢山の子供たちが医者を目指してくれたらうれしいです。外科医になって私たちと一緒に困っている患者さんたちを治していきましょう」と述べている。

 

 なお、このブラックジャックセミナーはジョンソン&ジョンソン社が、未来の医療を担う子供たちと、地域への社会貢献の一環として全国の病院で共催している。

 深刻な医師不足が懸念されている中、将来を担う多くの学生たちに、最新の治療体験を通して、“将来医師になりたい”、“医療に携わりたい”という興味をいだいて欲しいとの考えのもと、同社では2005年から、実際に治療現場で使用される医療機器を用いた手術体験セミナーを実施している。