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短信:全面禁煙の兵庫医科大学で医師が喫煙、診療報酬は・・・

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 禁煙外来を設置し、敷地内を全面禁煙にしている兵庫医科大学病院(兵庫県西宮市)で、救命救急センターに勤務する30代の男性医師が、敷地内で喫煙していたことが明らかになった。保険適用の条件に反しており、国から診療報酬の返還を求められる可能性がある。

 同病院によると、今月5日午後、外部からの指摘があり、病院長がこの医師に確認したところ、喫煙を認めたという。

 同病院は、2008年6月に禁煙外来を設置、保険適用を受けている。

 厚労省によると、敷地内の全面禁煙は保険適用の条件になっているという。

 

 男性医師は、正確には敷地に面した公道で喫煙していた。救命救急センターに所属し、3年半ほど前からストレスに耐えかねて、夜と昼の休憩の際に吸ったとのことで、次のようにコメントしている。

 「このような事態を引き起こしてしまい、心から反省しています。今後、二度と同様の行為を行わないことはもちろん、これを機に禁煙いたします」。

 難波光義病院長のコメント  (28/12/6)

   「病院職員の喫煙について」

 

 学校法人兵庫医科大学ではこれまで、「禁煙推進活動」を積極的に進めており、大学・病院敷地内に加えて、敷地周辺(敷地に直接面する道路)も前面禁煙としてまいりました。兵庫医科大学病院においても、平成20年6月に「禁煙外来」を設置して診療を行うなど、禁煙問題に正面から取り組んでおります。

 しかしながら、昨日、本院の救命救急センターで勤務する医師が、敷地周辺の路上で喫煙していたことが発覚しました。本来、患者の皆様に禁煙を指導する立場であるはずの医療従事者が、それに反する行動をとっていた事実について、患者のみなさまをはじめ関係者の皆様に心よりお詫び申し上げます。

 本日の午後、当該医師に対して詳しい事情聴取を行い、関係当局に内容を報告致しました。病院としての今後の対応策につきましては、当局の指導に従う所存でございます。また、職員の禁煙指導をさらに強化し、再発の防止に取り組んでまいります。