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短信:救急隊に音声翻訳アプリの提供を開始。訪日客の増加で全国の消防本部へ

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 総務省消防庁と情報通信研究機構(NICT)は、全国の消防本部向けに、外国人の救急搬送時に使えるスマートフォン用の多言語翻訳アプリの無料提供を開始した。

 外国人来訪者の増加を踏まえ、「情報難民ゼロプロジェクト」の一環として開発した。救急隊用の多言語音声翻訳アプリ「救急ボイストラ」は、救急隊員が現場で意思疎通に手間取ることなく、より円滑に救急活動ができるよう、使用頻度が高い会話内容を「定型文」として登録し、外国語による音声と画面の文字により、コミュニケーションを図れるようにしたもの。

 アプリは、救急隊に備え付けのスマホやタブレット端末にダウンロードする。「いつまで元気でしたか」「発症時何をしていましたか」など46の定型文が登録されており、救急隊が端末画面で項目を選ぶと外国語で質問の音声が流れるとともに、画面上に文章が表示される。質問の答えも画面に選択肢が並び、患者がタッチして回答する。

 定型文以外でも救急隊員がスマホに日本語を話すと、外国語に翻訳されて音声と画面表示で患者に伝えることができる。対応言語は主要15言語。

 

(共同ほか)

 

以上