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新工場『ヘルスケアフードファクトリー亀岡』竣工について

各位

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2017年8月28日 13:00

病院・介護福祉施設での給食サービスのリーディングカンパニーである日清医療食品株式会社(本社:東京都千代田区、社長:菅井正一 以下「日清医療食品」)では、この度、当社ブランドである『モバイルプラス』を1日10万食製造可能な国内最大級のセントラルキッチンとして、新工場『ヘルスケアフードファクトリー亀岡』(京都府亀岡市大井町)を建設、2017年8月26日(土)に竣工いたしました。

(ヘルスケアフードファクトリー亀岡 外観)

■新工場「ヘルスケアフードファクトリー亀岡」竣工の背景

現在の病院・介護施設での食事サービスの現状は専門性の高い管理栄養士・栄養士・調理師を有し、その下に調理スタッフを配置しています。

2018年以降18歳の人口が減少、2022年には4大卒の新卒が減少、2025年には65歳以上の高齢者は3,657万人になります。

労働人口が減少する中、当社及び給食業界には現状より高い要望が今後求められます。

そのため、現状のビジネスモデルでは、今後社会からの要望に全て応えるには不安があります。

今回の新工場は、最新設備の導入により加熱・冷却・包装等の製造過程の自動化をすすめ、ビジネスモデル転換を図るためのフラッグシップとして位置づけています。

(設備風景)
下処理(フルーツ) 立体倉庫

(竣工式当日の模様)
竣工式風景 神酒拝戴
直会時 菅井社長挨拶 関係者によるテープカット

【施設概要】

名称 ヘルスケアフードファクトリー亀岡
所在地 京都府亀岡市大井町並河亀ヶ渕46
敷地面積 26,434.47㎡(7995.8坪)
延床面積 15,202.71㎡(4,537.5坪)
操業開始日 2017年12月(予定)
設計会社 中央設備エンジニアリング株式会社
施工会社 古久根建設株式会社
製造商品 医療・福祉施設で提供する一般食、治療食
製造数 約10万食/日:当社ブランド『モバイルプラス』
採用計画 300名採用(内150名が地元採用枠)

■今までのセントラルキッチンと新工場「ヘルスケアフードファクトリー亀岡」の違いについて
(製造プロセスについて)

今までのセントラルキッチンでは、バッチ式加熱・冷却製造方式で、加熱、冷却工程は手動で行っていました。

新工場「ヘルスケアフードファクトリー亀岡」では、連続式加熱・冷却製造方式を採用し、加熱、冷却工程を自動化・ライン化を行う事で生産効率化、生産量拡大、省力・省人化を実現しています。

※加熱調理機は、高効率の加熱水蒸気焼成機、冷却機は蒸気殺菌が可能で衛生的なタンク方式を採用

■セントラルキッチン弊社施設概要

施設名 最大提供食数 敷地面積 設立年
ヘルスケアフードサービスセンター岩槻
(埼玉県さいたま市)
10,000食/日 2,213.73㎡ 2001年2月
ヘルスケアフードサービスセンター名古屋
(愛知県尾張旭市)
6,000食/日 3,326.91㎡ 2006年2月
ヘルスケアフードサービスセンター京都
(京都府亀岡市)
10,000食/日 4,639.09㎡ 2015年8月
ヘルスケアフードサービスセンター米子
(鳥取県米子市)
15,000食/日 3,000.21㎡ 2007年2月
ヘルスケアフードサービスセンター九州
(佐賀県神埼市)
10,000食/日 5,613.00㎡ 2010年4月

ヘルスケアフードファクトリー亀岡
(京都府亀岡市)
100,000食/日 26,432.47㎡ 2017年8月

■モバイルプラスとは

「モバイルプラス」は、毎日のお食事をセントラルキッチンにてクックチル方式により調理し、日清医療食品のご契約先事業所へ配送する食事サービスです。

従来、病院や施設の厨房で行っていた、献立作成・発注・検収・下処理・調理等の業務をセントラルキッチンが担うことにより、効率化が図れます。

厨房での作業は、再加熱・和える等の簡単調理のみ。少ない労働力で医療・福祉ともに喫食者に合わせた食事提供が可能です。毎日の食事はもちろんのこと、暦の行事食を取り入れることで季節を感じ、楽しんでいただけるお食事です。

(ヘルスケアフードファクトリー提供食種について)

医療版
・常食 ・全粥 ・減塩・エネルギーコントロール食
福祉版
・常食 ・全粥 ・減塩 ・エネルギーコントロール食
※各食種 禁止食対応
 肉禁止食・魚禁止食・麺禁止食・納豆禁止食

モバイルプラス導入における作業軽減について

モバイルプラスの食事提供の流れ

■設計から見たヘルスケアフードファクトリー亀岡の特徴について

(中央設備エンジニアリング様より)
設計のこだわりのポイントは①現場確認の見える化②徹底した効率化・省人化の追求③商品損傷を起こし難い工程の組み立ての3点になります。

①現場確認の見える化について

従来現物の写真もしくはサンプル品の確認で決定していた所、現物とのイメージの違いがあり、仕上がりに課題がありました。そのため、現場外構に小さなモデルルームを製作していただき、そこで現物の使い勝手や仕上がりを確認。これにより当社が実態を把握だけでなく、施工要領も事前確認でき、品質の均一化にもつながりました。
また生産機器設備についても実際に実物に触り、機能や安全性を予めご理解ができる環境の整備。

②徹底した効率化・省人化の追求

中央設備エンジニアリング様の掲げられているユーザーズエンジニアリングにより作業負荷の高い工程、搬送・仕分けなどの商品に付加価値をもたらさない工程に効率化・省人化を追求していただきました。
特にフルーツを洗浄・外皮処理・洗浄・包装する工程は、従来は大人数で行なっていたものを自動化により半減、また工場内の工程毎の搬送に無人搬送車・コンベヤ・自動倉庫を用い、仕分けにも自動仕分け機を導入し、省人化と誤仕分け防止を両立していただきました。

③商品損傷を起し難い工程の組み立て

煮魚など包装してからも崩れやすい商品があり、仕分け用コンテナに投入する際に損傷の恐れがあるため、積み重ね試験を実施し、損傷が生じ難い状態での搬送を行える機器を開発していただきました。

■施工から見たヘルスケアフードファクトリー亀岡の特徴について

基礎躯体工事には『いちいち基礎工法』を採用。
基礎と杭、柱を一体化させることで基礎梁を必要としない同工法により年内の鉄骨工事完了。
また、耐震性にもすぐれた建造物となる。

年明けからは屋根・外壁工事が本格化した、衛生面にはシビアな食品工場ゆえ、
虫の侵入と結露はあってはならないため、屋根と壁などの隙間対策や下地処理は特に入念に行っていただいた。

●日清医療食品株式会社 概要

 医療・福祉施設・保育園などに特化した食事サービスの提供を行っており、この分野で最大手の企業となります。病院、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、その他の施設からの委託件数は合計5,300件以上で、1日約120万食の食事サービスを提供しています。「ヘルスケアフードのオンリーワン企業として、食を通じて日本の医療福祉サービスの質の向上に貢献する」を経営スローガンに掲げ、「おいしさ」と「安全性」を確保した食事の提供を行うとともに、新しい価値を生むサービスの企画・開発に取り組んでいます。

●中央設備エンジニアリング株式会社 概要

戦略分野を食品工場・物流センターとした、創業約50周年の総合エンジニアリング・ゼネコン企業です。概ね70%が戦略分野の設計施工での納入になっており、食品・物流に特化しています。地域性を問わず、北は北海道から南は九州まで、全国数百社のお客様にご愛顧いただいております。一般のエンジニアリング会社やゼネコンとは異なり、ユーザー側の立場でユーザーを支援し、ユーザーが本来の業務に安心して集中することができるユーザーズエンジニアリングの提供を最も大きな特徴としています。提供範囲も建築や建築設備に留まらず、施設の心臓部である生産設備も提供範囲としており、しかもそれをオーダーメイドで提供できる数少ないソリューション提供型企業です。
 この度の計画では全体の設計監理業務、生産機械の施工、古久根建設株式会社様の協力会社として生産エリア内の内装、電気工事、機械設備工事を担当しました。

●古久根建設株式会社 概要

 弊社は2015年(平成27)年に創業120周年を迎えた建築工事、土木工事、その他建設工事全般に関する企画、設計、施工までトータルに行っている総合建設会社であります。
首都圏、東北を基盤とし、建築工事においてはマンション・オフィスビル・医療福祉施設・工場から商業施設まで幅広く対応し、土木工事においては、道路・上下水道・河川・農業土木等の官庁工事を施工しております。
現在、医療・福祉の分野を専門能力と総合力でサポートするワタキューグループの一員として、“豊かな暮らしとともに「生きる」を支える”というグループ方針のもと、これまでに培ってきた技術と経験を活かし、皆さまに安心・安全な生活環境を提供しています。

【本件に関する問い合わせ先】

日清医療食品株式会社 総務部広報課
担当:神戸
Tel:03-3287-3619