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短信:「日本の医療のグランドデザイン2030」まとまる 。日医総研、社会変化を受け方向性を示す

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 日本医師会総合政策機構(日医総研)の横倉義武所長(日医会長)は、3月27日の定例記者会見で、『日本の医療のグランドデザイン2030』が完成したことを報告した。

 同所長は、人類社会において、かつて経験したことのない変化に直面している中で、医療の果たす役割は大きく、2030年に向けてわが国の医療がどうあるべきか、医療をどのように設計・改善し、運営していくべきかという課題に応えるために日医総研の意見をまとめ、『グランドデザイン2030』を制作したと説明した。

 

 『日本の医療のグランドデザイン2030』の内容は3部構成で、「第1部 あるべき医療の姿」では⑴医療のミッションとあるべき医療の姿、⑵あるべき医療の姿を実現するために。「第2部 日本の医療 現状の検証」では⑴医療と社会、⑵データでみる医療の現状と今日的課題 ⑶国民の意識と地域医療体制、⑷課題の提起―について触れられているとした。第3部については、今後、第1部で描いたあるべき医療の姿を実現するための社会への提言と行動計画として、順次公表していくとした。

 

 また同所長は、「今回の『グランドデザイン2030』は、最終成果物ではなく、今後さまざまな意見を聴収することで、内容を修正、成熟させるとともに、第3部の進行に合わせて更に進化させるものである」との考えを示すとともに、今回の『グランドデザイン2030』が、医療の在り方を考える議論のきっかけになることに期待を寄せた。

 『グランドデザイン2030』は、今後、日医総研ホームページに掲載予定。