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短信:「サル痘」潜伏期間は7~14日、発熱し発疹が顔から体中に・・・WHOが緊急事態宣言

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 欧米を中心に拡大する天然痘に似た感染症の「サル痘」について、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は23日、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言した。

 

 宣言はWHOによる最高レベルの警戒呼びかけで、2020年1月の新型コロナウィルス以来となる。

 

 サル痘は、主にアフリカ中央部から西部で継続的に感染者が出ていたが、今年に入って英国やスペインなど75か国・地域で1万6000人以上に急拡大した。

 

 ウィルスが1958年にサルで発見されたため、サル痘と命名された。ウィルスを持っているのは主にアフリカで生息するリスやネズミなどのげっ歯類で、かまれると感染する。

 

 人から人への感染は、患者の発疹や皮膚、寝具に接触することで広がる。WHOの調査では、英国や米国などでは患者のほとんどが男性で、大半は男性間で性的な接触があった。濃厚接触をすれば女性でも感染し、子供は重症化する可能性があるとされる。WHOは患者と同居する家族や医療従事者に注意を呼び掛けている。

 

 天然痘のワクチンには、サル痘の発症予防効果が85%あるとされる。

 

 浜田篤郎・東京医科大特任教授(渡航医学)は「これまでに緊急事態が宣言された感染症と比べれば、感染力や重症度は高くはない。いずれ国内に入ってくる可能性はあるが、新型コロナのような広範囲のワクチン接種は必要ないだろう」と話している。

 

(読売新聞 オンライン 7/25)