ワタキューメディカルニュース

ワタキューメディカルニュース詳細

短信:アルツハイマー新薬「有効性確認」 エーザイ承認申請へ 年度内に

→メディカルニュース今月の見出しページへもどる

 

 

 製薬大手エーザイが開発中の新しいアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」が、来年中にも米国や日本で承認される可能性がでてきた。別の薬の「アデュカヌマブ」が米国で昨年に承認されたが、普及せず、次の新薬候補が注目されていた。

 

 エーザイは(9月)28日、レカネマブについて臨床試験(治験)の結果を解析し、「統計学的に有意な結果を達成した」と発表した。早期のアルツハイマー病患者らを対象に、日、米、欧で約1800人に治験をした。18か月間投与した結果、記憶など認知症の程度を評価するスコアの悪化が、偽薬を投与したグループに比べて27%抑えられたという。副作用は「想定内」としている。

 

 エーザイは治験の結果をもとに、年度内に日米欧の当局に承認申請をする方針だ。内藤晴夫・最高経営責任者(CEO)は朝日新聞の取材に「2023年中の承認を日米欧で目指す』と話した。日米欧の次は中国など他の国でも目指す。