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慶應義塾大学SFC研究所との共同研究開始のお知らせ

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ワタキューホールディングス株式会社

 

慶應義塾大学SFC研究所との共同研究開始のお知らせ

 

 

当社は、慶應義塾大学SFC研究所(神奈川県藤沢市、所長:仰木 裕嗣 政策・メディア研究科 教授)と共同で「介護保険外サービスのプラットフォーム化による高齢者、家族介護者、ケアマネージャー等の負担軽減に関する効果検証」研究(以下、本研究)を開始いたします。研究代表者は、社会疫学・医療経済学を専門とする慶應義塾大学総合政策学部 専任講師の佐藤 豪竜氏が務めます。

 

【研究の背景と目的】

在宅高齢者の増加に伴い、生活援助などの介護保険外サービスのニーズが高まっています。しかし、サービス提供事業者を探すプロセスが複雑で、高齢者ご本人や家族介護者、ケアマネージャーにとって大きな負担となっています。本研究はこの課題に対して、プラットフォーム上でのマッチングという新たなアプローチを行い、以下の効果を検証することを目的としています。

 

・高齢者や家族介護者の身体的・精神的な負担の軽減効果

・ケアマネージャーの業務負担の軽減効果

 

 

【研究の概要】

研究テーマ     : 介護保険外サービスのプラットフォーム化による高齢者、家族介護者、ケアマネージャー等の負担軽減に関する効果検証

共同研究機関 : 慶應義塾大学SFC研究所

研究代表者     : 慶應義塾大学総合政策学部 専任講師 佐藤 豪竜 氏

研究手法         : ランダム化比較試験(RCT)

使用サービス  : 介護保険外サービスのマッチングサービス「タノシルバ」

 

「タノシルバ」は、当社と株式会社CaSy(本社:東京都品川区、代表取締役:加茂 雄一、東京証券取引所グロース市場/証券コード:9215)が出資して設立した株式会社タノシルバ(本社:東京都品川区、代表取締役社長:大谷 幸平)が提供する新たなマッチングサービスです。

 

【研究参加者の募集】

本研究では、参加者に「タノシルバ」サービスを提供し効果検証を行います。

募集開始 : 2025年12月から

対象者 : 高齢者 100名、家族介護者 100名、ケアマネージャー 50名

 

 

 

慶應義塾大学SFC研究所について

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスは、1990年に開設され、その後30年以上にわたり、慶應義塾の根幹の1つである実学を推進する「未来を創る大学」として、未来を切り拓く「問題発見・解決」を中軸に据えながら、「知の再編」も先導してきました。SFC研究所は、その湘南藤沢キャンパスにおける教育・研究活動と、産官学および国内外の関連活動との双方向の協調関係を育みながら諸科学協調の立場から先端的研究を行い、社会の発展に寄与することを目的としています。

 

株式会社タノシルバについて

株式会社タノシルバは、介護保険外サービスを中心とした総合的なサービスプラットフォーム「タノシルバ」を提供する会社です。LINEを使って日常生活や暮らしの悩みを相談すると、それぞれのお悩みや困りごとに合わせてサービスをご提案。利用申込みや日程調整、決済までを「タノシルバ」からワンストップで行えます。高齢者ご本人はもちろん、支援するすべての方に幅広くご利用いただけるサービスを通して「誰かに頼る」を当たり前にする社会を目指しています。

 

研究代表者・佐藤 豪竜(さとう こうりゅう)氏について

経済学博士、公衆衛生学修士。専門は社会疫学・医療経済学。東京大学経済学部卒業後、厚生労働省に入省。保険局、老健局、総理大臣官邸等で12年間社会保障政策の企画立案に携わる。ハーバード大学への留学、京都大学を経て、現職。

 

 

 

 

【お問い合わせ先】

ワタキューホールディングス株式会社 共同研究事務局

mail:wh-kenkyu@watakyu.co.jp

 

以上