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短信:コロナ重症リスク 日常的に活動的な人は半分以下に

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 日ごろ運動習慣のある人は、新型コロナウィルス感染症を発症した場合の重症化リスクが低いことが、5万人近くを対象とした米国の研究(健康保険会社の分析による)で明らかになった。中程度から高強度の運動を週に150分以上行う人たちの入院や死亡のリスクは、運動時間が週に10分以下の人たちに比べて、半分以下になっていた。

 

 運動習慣がある人は感染症にかかっても軽く済む

 

 新型コロナウィルス感染症の重症化の危険因子としては、高齢であること、男性であること、併存疾患があることなどが知られている。しかしこれまで、日頃の運動習慣が、新型コロナウィルス感染症の重症化に影響するかどうかは明らかではなかった。

 

 運動は免疫機能を高めるので、日常的に運動している人はウィルス感染症にかかりにくく、発症しても症状は軽く、死亡リスクも低いことが知られている。さらに、全身性の炎症を起こしにくいとされている。運動は、循環器や肺、精神面にも良い影響をもたらす。そのため日常的に運動を行っている人は、新型コロナウィルスに感染しても重症化しにくいのではないかという考えは以前からあった。(注:米国の身体活動ガイドラインは、全ての成人に、中強度から高強度の運動を週に150分以上行うことを推奨している。中強度の運動は、軽く汗ばむ程度の運動。)                  

(日経電子版)